キャピタルゲインとインカムゲイン
FXにおける「キャピタルゲイン」と「インカムゲイン」
さてFXで儲ける仕組みをもう少し踏み込んで解説します。
キャピタルゲイン、インカムゲインというものがあります。
キャピタルゲインは差額で儲けること
キャピタルゲインとは資産を売買することで得られる利益のことです。
FX取引では、キャピタルゲインとは価格変動を利用して儲ける為替差益を指します。
実際のFX取引の例で考えると、1ドル=100円のときに1万ドルを買い、1ドル=110円になったときに売却した場合、10万円の利益が出ます。この10万円の利益がキャピタルゲインです。
これに対して、資産を保有することで得られる利益のことをインカムゲインと言います。
インカムゲインは保有して儲けること
キャピタルゲインが、運用して利益を出すのに対して、インカムゲインは保有し続けることで、継続的な収入を期待できます。
身近なインカムゲインの例は、預貯金を預けることで得られる利息や株式で言う配当金ではないでしょうか。
FX取引では、インカムゲインとは高金利の通貨を買い、低金利の通貨を売ったときに付与されるスワップポイント(金利差調整分)と言われるものがそれにあたります。
また、スワップポイントを利用した取引のことをキャリートレードと言います。
通貨ペアごとに、売りでも買いでも場合によってはスワップポイントがマイナスになることもあるので注意が必要です。
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